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【鷹】~お宮参り着物の柄

 男の子のお宮着物に使われるメインの柄「ツートップ」は【鷹】と【兜】。現在作られている着物を見てもおそらく8割近くはどちらかになるでしょう。

 鷹についてまず注目されるのはその「眼」と「爪」。鷹は大空高く舞い上がり、地上の小動物を見つけ獲物とします。はるか先まで見渡せるその眼を千里眼になぞらえて「先を見通す眼力」、「もの事の本質を見抜く眼力」を持って欲しいという願いを、また獲物をがっちり掴むその爪は、運や幸運をしっかり掴んで離さないという意味を表しているそうです。

 
鷹の柄


 鷹は鷹狩りという狩猟にも使われる利口な鳥です。 この鷹狩りは武士の棟梁のものとして映画やTVでよく目にしますが古くは天皇やその子孫に好まれ支配者の権威の象徴でした。中世には武家にも広がりはじめ、戦国武将たちによって盛んに行われました。

 当時の男の子の大成とは立派な武士のようになる事とイコールでしたので、男(武士)と鷹は出世や権威の象徴として深い繋がりがあり、今日まで受け継がれてきたのではないでしょうか。ちなみに鷹狩りは日本古来の物というイメージがありますが、中央アジアが起源とされ中国やローマ帝国で行われた資料があります。ちょっとビックリしましたが、やはり貴族の娯楽、権威の象徴であったようです。

 着物に限らず古く伝統のある物には地域ごとにも言い伝えがあり、これが正解、というわけではありませんので、あくまで意味のひとつとしてお読みいただければ幸いです。いや、私は鳥が苦手、あるいは先端恐怖症(爪やくちばし)だというお客様が過去にいらっしました。(笑) そんな方は今後ご紹介する他の柄をご検討ください。