×

CATEGORY

CONTENTS

CATEGORY

商品検索

店休日カレンダー

【紗綾型】~お宮参り着物の柄

 生地の地模様でよく見かける紗綾型(サヤガタ)について。紗綾形とは卍という漢字を斜めに崩して連続的につなげた文様です。文章では伝わりにくいと思いますが下記がその文様です。

 
紗綾型の地模様
 
紗綾型の地模様
 

 男女、大人子供を問わずよく使われる地模様です。「卍」は仏教用語で「宇宙」「無限」、キリスト教では「幸福」「力」 、古代中国では「幸福」「功徳」という意味をそれぞれ持ちます。 そこから紗綾型は「不断長久」を意味し、
・不断・・・・たえることがなく  
・長久・・・・長く続く   
「家の繁栄」「長寿」の願いを込めたとされているそうです。

 光の加減や、見る角度によって陰影のつく紗綾型の地紋は、端正で品格のある雰囲気から特に武家に好まれ、江戸時代には織物にも染物にも多用されました。光の加減で模様がほのかに浮かび上がってとても綺麗ですが、残念ながら画像ではなかなか表現することができません。お手持ちの着物にも見つけることができたらぜひ試してみてください。

 この紗綾型に蘭や菊をあしらったものを「本紋」と呼びます。地模様には桜などの花や、斑文様など様々な柄がありますが、角度によって光沢を感じ地色を微妙に変化させて楽しませてくれます。よく、地模様のある生地は高級ですか?とお問い合わせをいただきます。生地の良し悪しは糸の質や織り方によるもので、地模様の有無に直接的な関係はありません。お好みで選ばれることをお薦めします。