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【松竹梅】~お宮参り着物の柄

 松竹梅と聞くと物のランクを連想される方が多いと思います。料理のコースやお弁当、仕出しのランク、部屋のグレードなど、こうしたランク付けも最近は少なくなってきましたが、「松」が上で「梅」が下。あっ、日本酒の名前にもズバリがありますね。(笑)

 ご存知の方も多いかと思いますが松竹梅は元々3点で1セット、慶事・吉祥の文様として使われてきました。おめでたいものとして一般的ですが、それぞれに優劣があるわけではありません。中国の「歳寒三友」がルーツで文人の理想を示す画題として好まれたようです。松・竹は寒さに強くその色を変えず、梅はつぼみで寒さに耐え、花を咲かせる、忍耐、節操を解くものであり、日本での認識とはずいぶん異なりますね。

 
竹の柄
▲竹
捻り梅の柄
▲捻り梅

 松竹梅はおめでたい物として初着にはとてもふさわしい柄ですが、あまり大きく描かれることはなく、メイン柄のバックやサブ的に使われます。男の子には松と竹、女の子には松と梅が多く見られます。また竹は木そのものではなく、葉が使われることが多いです。(特に女の子)

 松は個別に取り上げましたが、竹や梅にもそれぞれ意味があります。竹のように節度を持ち人生を迷うことなく真っすぐに進むことができるように、梅のように寒さ(試練・困難)に耐えやがて美しく花開くように、など。梅は「捻り梅」などにもアレンジされ、メインとしても時々見かけます。家紋でもバリエーションが多く代表的な紋ですが、天神様の社紋には梅にかかわるものが多く、学業や学問の成就を祈念する花とも言われます。